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貯水槽の清掃について

貯水槽のなかに入っている水は水道水ですので、水質が安定している水です。
そんな水道水でも、水槽内はよごれるのか?という疑問を持たれる方も少なくはありません。

しかし、ながいあいだ手入れをせずに放置した事例では、
水アカ、水道管のサビ、ニオイなどが多く発生していました。
また、錆などの異物が混ざっていると、付属している加圧ポンプなど、
装置は詰まったり故障したりげして、故障の原因にもなってしまします。

こうしたトラブルが発生しないように、
定期的な清掃をおこなうことはとても大切です。

清掃の手順は、大きく流れをご説明しますと、以下のようになります。

①事前の近隣への告知
②残留塩素の反応など、事前の調査
③給水の元栓を閉め、ポンプを停止し、浴槽を空にする
④槽内洗浄
⑤残水処理
⑥塩素消毒
⑦水質検査

洗浄する際は、清掃員が槽内へ入って作業をするのですが、
赤痢菌、O-157、サルモネラ菌などの病原菌に対する検査を済ませた作業員が入ります。

また、清掃には専用の薬剤を使って高圧洗浄で汚れを落とします。
残った水滴は残さずにウエスでふき取っていきます。

塩素の消毒は、法令で2回以上をおこなうことが義務とされていることに加え
水質検査が法令で義務付けられている貯水槽は、清掃後の水は研究機関によって
その水質を調査する必要があります。

貯水槽・受水槽・温泉タンクの清掃に関するご質問・ご相談は
こちらよりお待ちいたしております。